カレーは夏でも10日はいける

年報用のブログとします。

2023年にプレイした作品のまとめ

今年も例年どおりプレイして良かったとかんじた作品を10作挙げていこうと思います。

今年挙げる10本の平均点は90点を超えており、新作こそ少ないもののリマスター、リメイクを含め10本のうち5本が今年発売された作品となっています。

 

作品

 

サクラノ刻〜櫻の森の下を歩む〜

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今年を代表する作品は?と聞かれたら「サクラノ刻」と答える人は多いのではないでしょうか。ノベルゲームの歴史に名を刻む傑作に間を置かず触れることできて誇らしいです。

前作のサクラノ詩は非の打ち所のない傑作だったため、この作品には不可能に近いクオリティが求められました。

しかし、いざ読み進めると高すぎた期待も上回る会心の出来。個人的には最高のひとつだと思えたサクラノ詩と並び、納得のできる続編で、詩を僅かに超えている瞬間があると感じました。

 

天使憑きの少女

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臓器移植をテーマにした作品です。

人の命を使って人を生かす、その決断を下すということに命の重さを感じました。

天使に力を貸してもらい、奇跡を起こしますが、あくまで人の力で想いと命を繋いでいくことがこの作品の大きな魅力だと思います。

 

この世の果てで恋を唄う少女 YU-NO

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令和に蘇った美少女ゲームの金字塔です。

物語に対する独特な解釈があり、世界を語る壮大な物語をゲームでしか語れない形で描いたものがこの作品です。

あまりに完成されており、このジャンルの限界だと思わせる内容に焦りを感じる程でした。

正にノベルゲームの到達点として君臨するのに相応しい作品です。

 

SEKAI/SUBETE(世界ノ全テ)

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青臭い青春を描いた作品です。

思春期の心情をここまで丁寧に描いた作品を他にやったことが無いというほど鮮明に書かれていました。

思い通りにいかない現実に対する怒りにはとてもリアリティがあり、若い少年少女の心の叫びを感じました。

 

アトラク=ナクア

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この作品は特にテキストでの演出がすばらしく、キャラクターのセリフからキャラクターの過去まで読み取れるなど、洗練された表現力に驚愕しました。

今だから落ち着いて評価できますが、あらゆる要素が当時としては有り得ないレベルだったことは容易に想像でき、これを当時やっていたら言葉が出ないほどの衝撃を受けたのだろうと思います。

 

ヒラヒラヒヒル

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瀬戸口さんの作品でも特に人の描き方に注目された作品だと思います。

過去の作品を読んでも瀬戸口先生の人の描き方は秀でており、人と人のズレや共感できる部分を繊細に描き、立体的に人間を感じる事ができますが、この作品では今まで以上に人間が語られていると感じました。

こういった作品が生まれるノベルゲームは、まだまだ捨てたものでは無いと思わせてくれる希望の作品です。

 

冬のさざなみ

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今年読んだゆにっとちーずさんの作品で、特に挙げたいと思った作品が冬のさざなみです。

人と人が寄り添って生きることを語り、読まれることで人生という物語の形をつくるという内容には衝撃を受けました。

人と違うことの苦しみを描き続けたサークルの救いの作品だと私は思っています。

 

天使のいない12月

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この作品に対しては好きと嫌いが入り交じった感情があります。

登場人物にはあまりに苛立ち、しかもそれが怒鳴り散らしたくなる怒りではなく、ただ不快だというのですからタチが悪いです。

ですが、この作品はそれを上手く纏め挙げ、物語としての意義をもたせました。

エロゲで語られるべき物語であり、作品としては絶賛しています。

 

実験的なテアトロ

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圧倒的な文と演出で、正に演劇の世界に入り込む作品でした。

この作品の没入感は凄まじく、世界の向う側に入り込む、その瞬間に世界の線を超えたことを読み手が実感する程でした。

この作品はシリーズのプロローグですが、これからの展開次第では、最も好きな同人作品のひとつとして、このシリーズを挙げることすら予感させる内容でした。

 

エリュシオン〜永遠のサンクチュアリ

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細かい部分まで丁寧に作り込まれ、実に見事な作品でした。

登場人物によってこの館のかたちは変わると思いますが、それは人それぞれに違った物語を持っているというようなものであると思います。

この傑作を言葉にして語るのは難しいですが、作中の言葉を引用するなら貨物列車というのが適していると思います。

様々な想いと物語を詰め込んだこの館は、私にとって色褪せない物語となるでしょう。

 

まとめ

皆様のこの1年はどうでしたか。

今年は私にとって素晴らしい作品との出会いが多く、ノベルゲームに没頭した当初から考えても特に熱中した年でした。

クリエイターさんをはじめ、業界、作品に尽力して下さった方々、佳い作品との出会いを与えてくださった方々に感謝を申し上げます。

来年のことは特に考えていませんが、まだまだ熱は冷めないので気合を入れてやっていきたいと思います。

今年もお疲れ様でした。

来年もよろしくお願いします。

 

役立つリンク集

アリスソフトアーカイブ

http://retropc.net/alice/menu.html

ランス4 Windowsアーカイブ

https://hannylaboratory.blogspot.com/2023/01/blog-post_26.html

MSーDOS動作用プログラム

https://www.vector.co.jp/soft/dos/game/se035085.html

闘神都市2

MSーDOS動作用プログラム

https://www.vector.co.jp/soft/dos/game/se028684.html

 

シネマハウス関係

https://x.com/repadars/status/1730549745704432111?s=46&t=ndDYc_O7tR56Pzuo6T_C3w

2022年にプレイした作品のまとめ

今年もお疲れ様でした。

いつも通り旧作ばかりになり恐縮の限りですが、今年プレイした作品の中で気に入ったもを10本選びましたので、載せていこうかと思います。

今年は本当に悩みました…

 

アマツツミ

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クナド国記が昨年末に発売され、同じ言霊がテーマの作品であるアマツツミもプレイしました。

今年一番泣いた作品はこれかもしれません。

同じ言霊がテーマでも、あれだけ違う色合いの作品が作れるのはかなり面白いですよね。

 

檸檬・かなりあ

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ほとんど心情を書かず、些細な動作を繊細に描くことにより、登場人物の心情を読み手に想像させる作風で、読むというよりは味わう作品。とても良い時間を過ごせました。

 

エヴァーメイデン

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今年発売された嘘屋の新作です。作画への拘りが非常に強く、尋常ではない雰囲気を漂わせる作画は、苦しくも優しいストーリーとよくマッチしていました。

エロゲというジャンルにしてはあまりにも芸術性の高く、それこそ額縁に入れて保管したくなるような作品でした。

 

不良にハメられて受精する巨乳お母さん

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我々も含め、物語の読み手に苦悩を与える寝取られです。

いつも通り読み手、作り手、物語として考えることが自然ですが、友達に貸した物語、友達は物語を蹂躙し、陵辱し、自分の知らない深いところまで知る。

そんな捉え方も面白いかもしれません。

 

信天翁航海録

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やっぱりレイルソフトは最高です。

物語だからできるハチャメチャさを引き出したような笑いのある作品でした。

クロの船長モードの直前にルート分岐するわけですが、あのシーンはスキップせず何度も見返してしまいます。

 

shilhoute

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CDPAさんには仕掛けと夢と現実をテーマにした作りに楽しませてもらっていますが、本作もしてやられました。

他のCDPAさんの作品と同様、本作も作者さんの特徴を活かした味のある作品。この方の魅せ方は唯一無二です。

 

StarTRain

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一貫して掲げたテーマに進んでいく構成ということもあり、恋愛ものとしての完成度は非常に高いです。

派手ではありませんが、ある種の恋愛劇の完成形とも言えるのではないかと感じました。

しあわせという形の描き方も圧巻です。

 

蜜柑

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私の大好きな物語の物語です。

朱門先生の特徴はそこまで感じられませんでしたが、素晴らしい内容の作品でした。

主人公のヒロイン達への想いや苦悩は、3つの物語を通して鮮明に語られていました。

 

BLACKSEEPTOWN(非18禁)

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圧倒的な文章量で魅せてくる瀬戸口先生の傑作でした。名前の通り「街」の作品であり、そこに住まう人々のことが色濃く描かれています。

非18禁なのでここに入れようか迷いましたが、今年イチオシの作品だったので、挙げさせていただきました。

 

Forest

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今年はこれで締めたいなとずっと前から思っており、ようやくプレイすることができました。

一番評価したいのは言葉の重さです。選び抜かれた本作の言葉にはその場面にあらゆる見方をもたせたり、深い意味をもたせたりしました。

無論一番好きな作品になりましたが、難しい作品なので、出典を調べたり、複数回プレイすることは避けられません。

 

まとめ

序盤でも申しました通り、今年は本当に悩みました。ですので、10本という縛りを設けて、違う感じ方をした作品を挙げていったわけですが、「ライアーソフト2本も入ってるし!姉妹ブランドのレイルソフトも含めれば3本やんけ!」と言われればぐうの音も出ないわけですが…(5本くらい挙げたい作品あって、これでもかなり悩んだのです)

それではこの辺りでお暇させていただきます。

おやすみなさい。

 

旧作エロゲを動作させる①〜PC98、3.5インチFD編〜

最初に長々とうんちくを垂れているので、興味のない方は「用意するもの」からお読みくださいまし。

金はかかりますが、動かすだけならめちゃくちゃ簡単です。やりたい場合は自己責任でお願いします。

目次


やることになった経緯

2020年の秋から年末にかけてリメイクされたHARDさんの名作「はっちゃけあやよさんシリーズ」私も当然プレイしたのですが、面白すぎてブランド自体も好きになってしまいました。

しかし、このブランドは1980年〜1990年後期にかけて作品を作ったブランドなので、ゲームの入手がまず困難、入手したとして起動が困難という二段構えでございます。

ですので、再販やDL版が発売される僅かな希望に縋り、待てばよかったのですが、せっかちなので色々調べてなんとかこの年代の作品を動作させようと機械音痴なりに頑張ることになりました。

メモ代わりに纏めておきます。

 

はじめに

前提

現代のアダルトゲームは、ほとんどがWindows、あとはそれが古いか新しいかで動作するかしないか決まると思います。

「XPまでしか対応していないけれど…ダメ元でWindowas10に挿入!」

と言ったら普通に動く作品も数多くあるわけです。

しかし、OSがWindowsではないPCを使って動作させる作品は、それ以外にも様々な障害があります。

私は3.5インチフロッピーディスクを読み取るインターフェースさえあればWindows10でも旧作動作するだろう!と思っていました。

しかし、それでは動かないのです。理由は…

BIOSが違うので動かない!

BIOSとはパソコンの最も根幹となるシステム、普段我々は気にもしませんが、パソコンを立ち上げると真っ先に起動し、OSなど、その他システムを動かしますよ〜というものです。(違っていたらすみません)

これがPC98と現代のPCでは違うので、当時のBIOSを用意しなければ当時の作品は動きません。

DOSが搭載されていない

DOSとは何だ

現代のPCには無いものです(多分)

当時のPCはDOSを読み込ませて、磁気ディスク(フロッピーディスク)を読めるようにしていたようです。

つまり、DOSとは

フロッピーディスクを読み込ませるために必要なプログラム

だと思っていただけたら良いと思います(違ったらすみません)

これも現代のPCには無いので、用意する必要があります。

 

FD(フロッピーディスク)について


まずお使いのPC、フロッピーディスクさせる穴ありますか?(多分ない)

これの対処法は簡単、外付けのフロッピーディスクドライブ(FDD)が売っているので買いましょう。

フロッピーディスクには3.5インチ、5インチ、8インチがあるそうですが、知る限りほとんどのアダルトゲームは3.5インチと5インチです。

でも何故3.5インチのFDDしか売っていないのでしょう?

それは…5インチのフロッピーディスクWindowsME以降のBIOSでは認識されないからです。

なので、5インチFDDを買ってなんとか現代のPCに接続してもディスクを読み込むことはできません。

 

いざ実践!

繰り返しますが、今回は最も難易度の低いPC98用、3.5インチフロッピーディスクのゲームを動作させる記事です。ほかの大きさのフロッピーディスクには対応しておりません。

 

用意する物

PC98用エミュレータ

ダウンロードページは手順のところに記載してあります。他のものを使ったことはありませんが、PC98実機からBIOSを吸い取らなくて良く、かなり使い勝手の良いANEX86をオススメします。

PC98のBIOS

上記で申し上げました通り、WindowsとPC98のBIOSはものが違う為、本来であればBIOSイメージの吸い出しが必要です。

しかし、今回はBIOSの吸い出しが必要の無い「ANEX86」を使用する為、この作業は不要となります。

ありがてぇ…

MSーDOS

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色々バージョンがありますが、私は6.2で動かしました。バカ高いです。駿河屋で1万円くらい…しかし、用意するものが軒並み不確定要素の強いものばかりなので、多少信頼のおけるものを買った方が良いかと思います。

3.5インチ用フロッピーディスクドライブ

市販されているものはだいたい3.5インチ用なので悩む要素は少ないと思います。Amazonで6000円くらいです。

 

動かしたいPC98用3.5インチフロッピーディスクの作品

なんでもどうぞ。私が用意したのはHARDさんより、最後に発売した迷作「吉永サユリがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!」です。

これは下調べを念入りにして、致命的なバグ等のないソフトを使用することを強く勧めます。

バグの対処は非常に難しいので…

手順

Anexをインストール

http://mrxray.on.coocan.jp/PC-9801/Anex86.htm

こちらのサイト様よりダウンロードできます。

なんならうちのブログよりこちらを見ながらやった方が分かりやすいかもしれません泣

FDのデータを読み込ませる

1.赤く囲ってあるところをクリック

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2.ファイル名を入力し、Scanをクリック

ファイル名は分かりやすく入力しておいた方が良いです。

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3.緑色のゲージがMAXまでいき、読み込み音がしなくなったら読み込み終了

Closeを押して終了し1.の手順に戻ってDOSとやりたい作品のソフト、全てを読み込んでいきます。

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4.読み込み終わったら赤丸をクリック

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5.保存されていることを確認

確認出来たらやりたいゲームのデータ1を選択します。

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※あれ…?MSーDOSのデータ足りていなくありません?と思った方。正解です。足りない番号はFDが破損しており読み込めませんでした。

でも何故かゲームは起動するという…ここの辺りはDOSのお勉強をしないと分かりません。

6.赤丸をクリック

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7.やりたいゲームのデータ2を選択

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8.2つデータが入ったらOK!STARTをクリック

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9.ゲームが起動

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お疲れ様でした。

 

よくあるエラー

と、いっても言えることは1つだけですが…(これしかエラーが起きなかった)

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まあ単純に「読み込めませんでした泣」というエラーです。一旦ディスクを取り出して再度差し込み、読み直しましょう。気合いで解決です。

(それで直らなければそもそもディスクかドライバーが悪い可能性が高いです)

 

ゲームを起動した際にANEX86内のマウスアイコンと、実際のマウスアイコンに分離します。これはバグではないので我慢しましょう(合わせる方法はあるらしいですが、私は面倒だったのでやりませんでした)

 

感想

何とかプレイした作品もクリアまでこぎつけ、セーブ、ロード、アクションその他諸々の進行に影響なくゲームを完走することが出来ました。

まあ最初に申しました通り、動かすだけなら金がかかるだけで簡単だなと。ここまで簡単になったのもエミュレータを作って下さった諸先輩方のおかげです。本当にありがとうございます。

厄介なことにPC88やFM7で出た旧作アダルトゲームもやりたいものが多いですよね…

PC98の5インチディスクなら、そのイメージさえ抜き取れればおそらくANEXを使用して動作させられると思いますが…

PC88やFM7は実機を買わないと無理そうなので、何とかするしか無いか…

「ここ間違ってますよ」とか「もっと掘り下げて欲しい」等ありましたら教えていただけると助かります。

対処できるかどうか分かりませんが…

以上でぼくの自由研究(保健体育)の発表を終わります。お疲れ様でした。

エロゲOP30選(2022年8月までにプレイした中より)

 

プレイ済のエロゲもそこそこの数となってきましたので、今までプレイしたエロゲの気に入ったオープニングを30本挙げていこうと思います。

 

30位 DESIRE

作品・月に寄り添う乙女の作法

和風で強い感じが良いです。何となくルナ様っぽい雰囲気があります…

29位 つよくむすんで

作品・神様のしっぽ〜干支神さまたちの恩返し〜

この優しさが作品の温かさを表していると思います。

たまりません。

28位 StarTRain

作品・StarTRain

夏っぽくて爽やかですよね。青春な感じがして作品によくあっています。

27位 凜々たる黒煙は咲き

作品・信天翁航海録

歌詞が面白く、曲自体もだらしのない感じがして作品にピッタリです。

あいつの頭に酒を浴びせろ〜

26位 君をのせて

作品・ROUTES

目立った曲ではありませんが、普通に良い曲だと思います。

25位 キラ☆キラ

作品・キラ☆キラ

エロゲソングと言えばやっぱり第二文芸部ですよね。

同作品の君の元へは好きなエロゲソング10選に入ります。

24位 Girls´Carnival

作品・Maiking*Lovers

 現代のエロゲソングって感じがします。最初のポップな部分がメイラバらしくてヨシ!!!

23位 Hesitation snow

作品・はつゆきさくら

凍てつく冷たさを連想させる曲が作品にピッタリです。めちゃくちゃ格好良いですよね…

22位 紅空恋歌作品

作品・車輪の国 向日葵の少女

作品をやる前は力強い曲だな〜という印象しかありませんでしたが、やってから聴くとこの強さがたまりません。

21位 冬だより

作品・ゆのはな

優しい曲です。特別良い曲という訳ではありませんが、かなり好きです。

20位 Girl's spirit ーオトメノキモチー

作品・屋上の百合霊さん

この曲を聴くと結奈の頑張りが報われている事に涙腺を刺激されるので、冷静な判断が出来ません。

19位 Silver Singularity

作品・BETA-SIXDOUZE

嘘屋は30本くらいやっていますが、一番好きな曲はこれです。

特別良いというわけではないのに聴き入ってしまいますね…

18位 あの空の彼方に

作品・あの空の向こう側

 このドロドロした作品の救いは、このOPと美沙しかありません(笑)

地味ですが、良い曲だと思います。

17位 世界にさよなら

作品・ユメミルクスリ

作品のイメージ通りサラッとやばい曲ですよね。田中ロミオさんの作詞した替え歌も面白いです。

16位 TIME

作品・明日の君と逢うために

この曲を一番好きなエロゲソングとして挙げる人も少なくないと思います。

個人的に指折りの知名度を誇る曲だと思っています。

15位チェリーレッドのピストル

作品・FOLKLORE・JAM

 何となく古臭い感じのある曲ですが、そこがむしろ好い!テンポの良さに惚れてしまいました。

14位 アレセイア

作品・いろとりどりのセカイ

学生時代馬鹿みたいに聞き続けた曲その1です。

透き通る感じがたまりません。

13位 True memories symphony

作品・フルウソ

知人の車でこの曲を聴き、気に入ったのがゲームを買った理由の一つです。個人的にcampus四季シリーズ+フルウソの曲の中で一番気に入っています。

12位 Le baiser de l'ange-天使のくちづけ-

作品・死神の接吻は別離の味

盛り上がる曲ではありませんが、静かな雰囲気がめちゃくちゃ好みです。

11位 INFINITE SKY

作品・蒼の彼方のフォーリズム

作品が熱く爽やかな内容なので、こういう曲が合いますよね。作中で流れる時は鳥肌が立ちました。

10位 絆

作品・るいは智を呼ぶ

普通に良い曲だと思います。絆が〜ある〜から〜の部分好きすぎます。

9位 Feather song

作品・僕が天使になった理由

OVERDRIVEの曲の中でも5本の指に入ります。めちゃくちゃ好きです。

8位 同じ空の下で

作品・家族計画

流れるタイミングも曲も完璧でした…古臭いには古臭いのですが、めちゃくちゃ好みです。

7位 輪廻

作品・さくら、もゆ。

もゆが一番盛り上がるのはこの曲が流れる時なんですよね…

曲自体もめちゃくちゃ好きで、あまり良くないですけど本編で流れる前から聴いていました。

6位 H2O

作品・H2O -FOOTPRINTS IN THE SAND

夏らしい爽やかな曲です。作品の内容は全然爽やかではありませんが…

良曲ばかりのケロ枕様の中でもかなり好きな方の曲です。

5位 Re:call

作品・できない私が、くり返す。

良すぎて言葉が出ません。この作品は賛否両論あれど、この曲は賛しかないと思っています。

4位 空気力学と少女の詩

作品・素晴らしき日々

この作品らしく哲学的な歌詞の多い曲ですよね。爽やかなリズムが夏にピッタリです。ケロ枕は曲も強い!

3位 サクラノ詩

作品・サクラノ詩 櫻の森の上を舞う

最高です。サクラノ詩はこの曲を聴いて購入しました。今思えばこの傑作を曲買いとは何たる贅沢…

2位 もしも明日が晴れならば

作品・もしも明日が晴れならば

最初の英語が意味不明な名曲です。こっちを1番好きだと言うか、imaginary Affairを1番好きだと言うかはその日の気分次第です。

1位 imaginary Affair

作品・こなたよりかなたまで

起動した瞬間に流れるんですよコレ…あまりにもズルいです。あまりエロゲの名曲として挙げる人はいないイメージですが、私は気に入っています。

 

まとめ

如何でしたでしょうか。結構悩んでランキングつけたました。そこそこ満足しています。

12位辺りから下は何年もこの曲が好き!と挙げているものが多いですね。

音痴がつけた評価なので恐縮ですが、共感できるものが入っていましたら嬉しいです。

 

2021年にプレイした作品のまとめ

今年はプレイした数が去年の半分である50本程度しかなく、その中でこれが良かった!と言っても微妙な感じがしますが、折角なので紹介していきたいと思います。

ランキング形式ではありません。

 

作品

 

ABANDONER

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深い内容や、めちゃくちゃ面白いストーリーがあるとは言えない作品ですが、とにかく人物の構成が練りあがっている印象があり、その人物達の会話や行動がとても濃く印象に残っています。

基本的にシナリオの面白さやメッセージ性、ネタ要素があればネタ要素、あとは作り込みや特異性等により、「どれだけ満足出来たか。」という点で作品を評価しがちな私ですが、それらを抜きにしても私を満たして虜にした特別な作品です。

 

 

花散峪山人考

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レイルさんの作品です。復讐劇をテーマとした作品で、正直胸糞悪かったですが、私はこの作品をかなり評価しています。

気に入っている点は、復讐劇をテーマとすることでレイルさんの作品に欠けている迫力がこの作品にはあったこと、ほかの作品と同じく「愛」の作品であり、歪ながらもこれでもかと言うほど「愛」が体現されていたこと、登場人物の矜恃を強く感じたこと、などでしょうか。

 

 

霞籠逗留記

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またしてもレイルさんの作品です。

何とも希先生らしいワンダーランド?な世界観で、何から何まで全てが独特で、作者の趣味が滲み出ています。

私は彼の描く女性は煌びやかではないものの、落ち着いた深みや厚みがあると感じます。

そういったヒロインが恋愛劇を繰り広げると、シナリオ自体にもそのような部分が現れてくるので、ずっと味わっていたくなるような気持ちにさせられます。

 

EXTRA VAGANZA〜蟲愛でる少女〜

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言わずと知れたBlackCycの名作、EXTRA VAGANZAです。

この作品のストーリーは極めて残酷ですが、内容は面白く、戦闘シーンも迫力があって格好良いので、純粋に楽しめた作品でした。

獣魔蟲が可愛いんですよこれが…結局一番純粋で最後まで綺麗な存在だったのは獣魔虫だけでしたからね。

登場人物が汚れていく過程も魅力の一つではありますが…

 

赫炎のインガノック

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この作品には、スチームパンクの顔というイメージを持っています。

今年最も泣けた作品はこれですかね〜

スチームパンクは、劇場的な作りのおもしろさや、キャラクターの心情に焦点を当てたつくりなど、深みのある面白さのあるシリーズだと思っていますが、この作品は、スチームパンクの中では分かりやすい面白さと感動のある作品だと思いました。

 

 

りとる天使〜カナタはみんなのヌキヌキえんじぇる〜

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HAIN先生作品です。HAIN先生作品の時系列的にも一番最初に当たる作品で、「HAIN先生作品の中で1番取っ付きやすい」という評価も多い作品ですので、ここからHAINワールドに入ることもオススメしています!

メタ要素の強い内容なので多くは触れませんが、深読みすれば深読みするだけドツボにハマる作品です。

 

なつくもゆるる

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めちゃくちゃ面白いSFでした。ロリキャラしかいませんが、ストーリーもキャラクターの可愛さもどちらも大切にしたい!という方にオススメしたいです。

かなりシリアスな内容ですが、私もロリコンなので、その中で頑張る幼女達に鼻の下を伸ばしておりました。

 

ラブ・ネゴシエイター

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いつものハチャメチャ具合に何かしらのメッセージを組み込ませた、いつものライアーさんらしい作品でした。

ネタ要素も笑えて面白かったですし、どのヒロインもいいキャラだったのでかなり印象に残っています。

 

世界でいちばんNGな恋

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流石丸戸史明と言ったところでしょうか。登場人物の絡みが面白く、ストーリーもテンポが良いのでスラスラ読めました。

終盤のドロドロした展開も好みではありませんでしたが、この作品のテーマとしては欠かすことの出来ないものだったと思いますので、その部分も含めて評価しています。

私は夏夜さんが好きです。

 

遊撃警艦パトベセル〜こちら首都圏上空青空署〜

 

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ただのバカゲーです。

腹抱えて笑いました。こういうお約束系のネタも存分に採り入れた作品が好きなんですよね…

私は怪盗ロールが好みでした。ギャグに徹していれば死ぬことはありません。

 

まとめ

今年プレイした作品は、本数少ない割に良い作品が多かった気がします。特にABANDONERは…最高でした。

来年はもう少し本数を増やしつつ、色々なエロゲをやっていきたいと思います。

そろそろ嘘屋作品も20本…20本目は腐り姫にするかForestにするか…

期待に胸が膨らみます。

 

2020年にプレイしたエロゲの紹介!

2020年もお疲れ様でした!できたノベルゲームを数えたところ、18禁と非18禁合わせて110本程でした。思い返すと良い作品ばかりだったので、その中の一部を紹介します。

順番は月順にしております。コメントもあって長くなりそうなので、内容に興味が無い方は目次のタイトルだけ見たら良いと思います。

 

今年はプレイ本数も気に入った作品も多かったので沢山紹介しております。

目次

CROSS†CHANNEL

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序盤から終盤までずっと面白かったです。当然のように傑作でした。

この作品の気に入っている所をひとつ挙げると、やはり太一の「目」でしょうか。

人間離れしているものでありながら、瞳に焼き付けよう、視ようとする心は人間そのものだと思います。

 

ユメミルクスリ

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こちらも当然のように傑作でした。

賛否両論あるところですと、私はあえかルートの狂い方が好きで、首絞めシーンのあえかの声の出し方、主人公との会話が印象的です。あれには鳥肌が立ちました。

あとこのゲーム…主人公家族が良すぎます…家族愛がテーマだと言って良い程だと思います。

 

水仙

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「心を撃つ物語」です。

この作品からHAIN先生が好きになりました。ただ、この作品に対する考察は、拾い上げなければいけない部分が多すぎる上に、考えがループしてしまうので、どんどん泥沼にハマっていきます。

 

甘えむっ♪

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読み手の要望を叶え続ける「ヒロイン」の物語です。

こちらは上記の水仙花と比べ、答えを明確に提示してくださいました。

HAIN先生の作品を掘り進める気はなくともこの作品だけはやって欲しいと思っています。

 

巫女さん細腕繁盛記

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神道の研修を受けた経験もあり、この作品は身近に感じました。ギャグパートのヒロインとシナリオパートのヒロインのあるゲームで、どちらも面白いです。

このネタ要素が面白いため、TRUEに入る時の急展開も(ああ、またアホやってるよ)という気持ちで見ることができました。

 

時計仕掛けのレイラインシリーズ

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頭脳戦がめちゃくちゃ熱いです!朝霧(3作目)の優緒の活躍が特に印象に残っています。

3作やって1番盛り上がるのは3作目なのですが、その3作目が1作目2作目を盛り上げており、シリーズとしても纏まりも強いです。

青い涙

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古来より受け継がれる家族愛の作品です。ワンフレーズで作品の印象が180度変わることも印象的でした。

作者は韓国の方で、日本大好きだけど韓国も大好き!私の祖国のことも知って欲しい!という気持ちが垣間見えます。

 

屠殺の園

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正直1周やっただけではよく分からなかったので、今年3周しました。エロゲの歴史を振り返りましょう。

エロゲ市場、制作の現場を屠殺の園と捉え、エロゲを作成する(買い手の好みのように教育する)から学園です。

まるで制作現場の先輩後輩の会話を聞いているようでした。

 

月に寄り添う乙女の作法

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ルナ様が怒るシーン大好きです。人生をひとつの目標に捧げた女性の、それを投げ打ってでも言う「お前がいなければダメなんだ」というようなセリフはとても重く感じました。

 

続・殺戮のジャンゴ

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爽快な銃撃戦と最初から最後まで一貫して勢いのあるストーリーが面白いです。とにかく登場人物が格好良くて、さっぱりしているのが魅力的です。

ビッチの基準が歪みました。

 

紅殻町博物誌

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希先生趣味の作品だと思っています。

特別シナリオが面白いと言うわけではありませんが、どこか夢中にする魅力があるのです…

テキストや珍奇物品の面白さと、どのような選択を強いられたとしても必ず愛を選ぶところが気に入っています。

 

いつか、届く、あの空に。

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難しい内容ですが、神話や星座をベースにした話が面白いです。

言霊を大切にしている所が印象的で、何気ない名前ひとつとっても様々な意味が込められており、それが明らかになるところの展開が熱かったです。

もう一周やりたいですねぇ…

 

神様のしっぽ

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家族愛をテーマに、動物愛のメッセージを添えた心あたたまる作品です。

13ルートもあり、長丁場になる作品ですが、最後の苗の章までやる価値ありです。

作者さんの1人も「苗の章は特に自信あるんです」と仰っていました。

 

ALPHA-NIGHTHAWK&BETA-SIXDOUZE

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童話がベースのSFです。宇宙を取り巻く愛と優しさの物語。とにかく舞台設定とキャラ設定に拘っている印象です。名前のセンスも素敵ですね〜

関係性が2作の間を行ったり来たりしするので、少し複雑な作品だと思います。だからこそ、どちらもやってどちらの魅力も分かる作品です。

 

SWANSONG

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想像以上でした…

ノーマルエンドの最後、人の醜さをこれでもかと言うほど見せつけた濃い演出が印象的です。

ストーリー自体も暗い話に思えがちですが、どこか引き込まれる面白さもあります。

 

漆黒のシャルノス

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明日に向かう苦しさと、人を拒絶する痛みがメアリーを通して強く伝わります。メアリーの優しく、強い性格が、作品のメッセージ性をより強めています。

スチームパンクの異端作品です。

 

青異薔薇

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HAIN先生作品最新作です。

ダンジョンという時代遅れのものが、時代に必死について行こうとして、迷走し続ける苦しみをよく表していると思います。

HAIN先生の作品を通して作者や物語の気持ちを読み解けるようなシナリオはとても好みです。

 

神樹の館

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今年一番と言えば神樹の館かもしれません。

この作品のライターさんは3人いて、それぞれの魅力がよく映る作品に仕上がっていると思います。物語に生きるか愛に生きるか、迷いながら進んでいく時間はとても美味しく、終わった後もその味を思い出しては楽しめる。そんな作品でした。

 

巨乳熟女教師&巨乳性奴会長

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この2作は直接繋がっており、売れる物を作るか、好きな物を作るか、というテーマで描かれております。

好きではないが売れる物を作り、賞賛される悦び、その虚無感、好きな物を作り続ける苦悩、読み手の傲慢、どれも心に残るメッセージでした。

 

僕は天使じゃないよ

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芸術性の強い作品だったと思います。

やはり小梅の手記ですね、この作品は。各々様々な狂い方をしているヒロイン達、それに惹かれていく同じく狂った主人公。

その主人公を傍で支え続ける小梅の想いが最後に明かされ、その想いのうちは感動もしましたが、それ以上に一層の惨めさを感じました。

 

ここからはバカゲーです

おまえのなつやすみ&おまな2

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アホです。

いえ、でも本当に笑えます。ドン引きするネタも多いですが…

サルバとーれ!

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アホです。序盤からエンドロールまで全て笑えました。

いや、ホントさぁ…どういう考えでこれを作ったのですか?

SHOGUN8

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力を入れる方向間違えていません?アホです。やたら情勢作りこんであったり、感動するシーンもあるよく分からない作品です。

私はDL版でやりましたが、製品版は戦艦が無敵になるよく分からないバグがあります。

星継駅シリーズ

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ロマンチックな雰囲気と、上質で読み応えのあるテキストの皮を被って、ふざけるだけふざけたアホです。まさか希先生の作品で大笑いするとは思いませんでした…

でも、ふざけた中にも、「らしさ」がしっかり残っている作品でした。

はっちゃけあやよさんシリーズ

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令和になっても理解の追いつけない平成初期のアホです。4から本格的に狂い始めるのですが、そのぶっ飛び方には形容しがたいものがありますね(思考放棄)

この作品(HARDさん自体も)の武勇伝があまりにも多いので、調べてみると面白い話が聞けるかもしれません。

 

まとめ

今年は色々な作品を頑張ったと思っていましたが、クリア作品を見てみるとイロモノ系…というのでしょうか。変なものばかりですね。

実際そういったものが気に入ったので、好みのジャンルも見えてきた1年間だと思います。

来年も新たな好みを見つけることができるように、幅広くやっていきたいです。

多分今年のようなプレイ状況で終わると思いますが…